デザイン、老いを学ぶ。
クリエイティブビジネスフォーラム「クリエイティブは旅に出よ。」Vol.4

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これからの若いクリエイターが競争力を持って活発に活動していくためには、自分自身の殻を破って、積極的に異業種・異分野との関わりを持ち、互いに知の共有や技術の融合等を通して、新しいビジネスや事業を生み出していく姿勢や能力が必要となります。

「クリエイティブは旅に出よ。」は、クリエイティブの世界で発信力を持つ3人のスピーカーと、異分野・異業種で活動するゲストとのトークセッションです。
このセッションを通して、クリエイターが異業種・異分野と関わる際に必要な意識や行動様式等についてヒントを得るとともに、異業種・異分野の人々とのリアルなコミュニケーションを深める場になればと考え、継続して開催しています。

第4回のテーマは、「老い」と「クリエイティブ」。
人間誰しも「老い」を避けて通ることはできません。「老い」は心身の能力低下や病気との関わりなど豊かな生活を阻害する要因ともなります。しかし、近年、多くの人が、いつまでも若々しい心身を維持したい、実際の年齢よりも若く見せたい(見られたい)、できるだけ長生きしたいという希望を持ち、元気に長寿を全うできるよう、「アンチエイジング」の思想のもと、様々な取り組みを進めてきているのも事実。産業界においても、医療・健康分野だけではなく、様々な分野で新しい商品やサービス開発が進められています。

今回は、クリエイティブ業界にとっても不可避であるこの問題をテーマに、NPO法人日本抗加齢協会副理事長 森下竜一氏(大阪大学大学院医学研究科臨床遺伝子治療学教授)をゲストにお迎えして、幅広いセッションを行います。

関連イベント:
アンチエイジングフェア in OSAKA 2019

過去に開催したレポートはこちらから

江副直樹氏からのメッセージ

クリエイティブは哀しき妖怪である。厳然として世の中に存在し、日々人々の営みに深く関わっているにもかかわらず、あらゆる産業と結びついていながら、まるでそこにはいないような扱いを受ける。この不可思議な状況は永く続いており、社会の成熟を待ち続けても、永遠に好転は訪れないようにも思える。

商いの古い諺に、イルヲハカッテイズルヲセイス(入を図って出を制す)とある。クリエイティブは入を図る局面で、大きな役割を果たしている。だが、経営支援は目に見える数字に拘泥して、節約のススメばかりが喧伝されて、商品開発や広報と言った未来を作るべき工程は疎かになっている。

ならば、クリエイティブ側が翻訳の1ページを書き始めるしかないだろう。その際、過去の延長では、想定される展開はどこかで見たようなものになるはずで、そうさせないためには、既存の文脈から意図的に外れ、他領域への越境を積極的に行うことが必須になる。

曰く、クリエイティブは旅に出よ。

日時

2019年5月26日(日)16:30〜18:30
開場・受付開始 16:00

ゲスト

森下竜一氏(大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学 教授)

スピーカー

江副直樹氏(ブンボ株式会社 代表取締役 / 事業プロデューサー)
三木健氏(三木健デザイン事務所 グラフィックデザイナー)
服部滋樹氏(graf:decorative mode no.3 代表 / クリエイティブディレクター / デザイナー)

参加費

無料

会場

メビック扇町

主催

大阪市
公益財団法人大阪産業局 クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

ゲスト

森下竜一氏(もりした りゅういち)

大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学 教授

1987年大阪大学医学部 卒業、1991年~94年 米国スタンフォード大学循環器科研究員、大阪大学助教授大学院医学系研究科遺伝子治療学を経て、2003年より大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄附講座教授(現職)。日本抗加齢医学会副理事長、日本抗加齢協会副理事長など各学会の理事を務めるほか、内閣府規制改革推進会議委員、内閣官房健康医療戦略本部戦略参与(本部長安倍晋三内閣総理大臣)、2025大阪・関西万博具体化検討委員会など、公職を多数歴任。

森下竜一氏

スピーカー

江副直樹氏(えぞえ なおき)

ブンボ株式会社 代表取締役 / 事業プロデューサー
福岡デザイン専門学校 非常勤講師
大阪芸術大学 客員教授

1956年1月1日佐賀生まれ。西南学院大学法学部中退後、米穀店店員、工場作業員、釣り雑誌編集者、コピーライター等を経て、商品開発と広報計画を柱とする事業プロデュースの会社、有限会社ブンボ設立。農業、商業、工業、観光、地域活性など、多分野の多様なクライアントに対し、コンセプト重視の事業戦略提案を行う。大分県日田市在住。

江副直樹氏

三木健氏(みき けん)

三木健デザイン事務所 グラフィックデザイナー
大阪芸術大学教授

話すようにデザインを進める「話すデザイン」と、モノとコトの根源を探る「聞くデザイン」で物語性のあるデザインを展開。「気づきに気づく」をテーマに静かな表現の中にエモーショナルなコミュニケーションを潜ませる仕事が特徴的。近年、学びをデザインするプロジェクトAPPLEを展開。そのユニークな教育メソッドに注目が集まり、英・中・日・韓の4ヶ国語で書籍APPLEが上梓される。2015年から国内外の美術館、ギャラリーでAPPLE+展を巡回。それら一連の教育プロジェクトを背景にもつポスターで第18回亀倉雄策賞を受賞。2018年4月、大阪芸術大学図書館内にAPPLEの常設展示室と教室を併設した「りんごデザイン研究所」が開設される。

三木健氏

服部滋樹氏(はっとり しげき)

graf:decorative mode no.3 代表 / クリエイティブディレクター / デザイナー
京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授

美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げる。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手がけ、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。

服部滋樹氏

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