インド「ベンガルール・デザイン・ウィーク2024」出展・見学ツアー 参加者募集
受付は終了しました。
インド南部の都市・ベンガルールは「インドのシリコンバレー」として知られるIT産業が発展した都市ですが、同時にクリエイティブ分野でも注目されています。昨年、世界デザイン機構(WDO)*1によってワールド・デザイン・プロトポリス(WDP)*2のパイロットプロジェクト都市に認定されており、地域社会にポジティブな変化をもたらすためのデザイン活用に取り組んでいます。
メビックでは、インドデザイナー協会全国評議会副会長で、女性の貧困問題に取り組むインダストリー財団のメンターでもあるジェイコブ・マシュー氏のコーディネートのもと、現地のクリエイティブ企業を訪問し、“デザインを通してベンガル―ルの街の未来について考える”をテーマに、毎年行われている街を挙げてのイベント「ベンガルール・デザイン・ウィーク2024」に出展・参加するツアーを開催します。視察だけではなく、日本側の参加クリエイターが自社の展示やプレゼンテーションを行うことで、現地のクリエイター、企業、関係機関との交流を深めることを目的としています。
つきましては、クリエイターを対象に参加者を募集しますので、参加希望の方は、募集要項をご確認の上お申し込みください。
- ツアー名称
インド「ベンガルール・デザイン・ウィーク2024」出展・見学ツアー
- ツアー日程
2024年12月4日(水)〜12月7日(土)※現地集合・現地解散
- コーディネーター
ジェイコブ・マシュー氏(インドデザイナー協会全国評議会副会長 / インダストリー財団メンター)
阪口史保氏(Hoshitry Impact LLC 代表パートナー)
ディパック・ディワンガ・ロケシャ氏(Dipimokra India Pvt. Ltd. 代表)- 募集人数
20人
※最少催行人数:6人(参加者が6人未満の場合は中止、または延期します)- 参加対象者
以下の条件を満たす方
1:メビック「クリエイティブクラスター」に情報を掲載している事業所所属のクリエイターまたは「日本パッケージデザイン協会」所属のクリエイター
2:「ベンガルール・デザイン・ウィーク2024」で自社事業について展示が可能なクリエイター
応募者多数の場合には、年齢、分野、地域等の条件から総合的に判断し、事務局にて選出させていただきますので、ご了承ください。※「クリエイティブクラスター」未掲載の場合は事前に掲載していただくことで申込可能です。詳しくは、「クリエイティブクラスター」の掲載条件(大阪府下に事業所を有していること等)をご確認のうえ、事務局までお問い合わせください。
※英語力は問いませんが、展示、交流の際は専属通訳をつけることはできませんので、あらかじめご了承ください。- 参加費
65,000円(不課税)
参加費に含まれるもの:
現地コーディネート料、通訳費、現地昼食費、現地移動交通費、出展費等
参加費に含まれないもの:
宿泊費、航空券代金、空港税、燃油代金、渡航手続関係諸費用(旅券印紙代、査証料、渡航手続取扱料金)、日本国内の空港施設使用料、海外旅行保険料、出展ブース装飾費用、交流会参加費用- 旅費等
宿泊:
旅行会社で手配します。
※参加者全員同じホテル「ザ・チャンセリーホテル」に宿泊いただくため、原則、手配旅行会社で手配しますが、航空券とセットで予約したい等、各自での手配ご希望の場合は、参加決定後にご相談ください。
参考価格:16,500円(1泊・旅行会社手配の場合)航空券・査証(ビザ):
各自手配をお願いします(手配旅行会社での手配も可能です)。
参考価格:約150,000円
※インド入国に際しては査証(ビザ)が必要です。また、査証(ビザ)申請時に、残存有効期間6カ月以上のパスポートが必要です。- 募集締切
2024年8月30日(金)
- 手配旅行会社
株式会社セントラルツアーズ
- 主催
クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック
- 後援
公益社団法人日本パッケージデザイン協会
注意事項
※一旦お支払いいただきました参加費は、参加者の都合によるいかなる理由によっても返金はいたしませんのでご了承ください。
※本ツアーは手配旅行のため、旅行傷害保険には加入していません。必ず各自で旅行傷害保険に加入してください。
※インド入国に際しては査証(ビザ)が必要です。また、査証(ビザ)申請時に、残存有効期間6カ月以上のパスポートが必要です。
申込から出発までの流れ
- 申込締切:2024年8月30日(金)
- 参加者決定・通知:2024年9月9日(月)
- メビックから参加費の請求書送付:2024年9月17日(火)(予定)
- 参加費・旅費等入金締切:2024年9月30日(月)
※参加費の入金が確認できた時点で正式に申込完了となります。
一旦お支払いいただきました参加費は、参加者の都合によるいかなる理由によっても返金はいたしませんのでご了承ください。 - 参加者説明会(メビックで開催):2024年10月23日(水)19:00から
- 出発予定:2024年12月3日(火)※12月4日(水)各自で現地集合
スケジュール
- 12月4日(水)企業訪問
- 9:00
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指定ホテル「ザ・チャンセリーホテル」ロビーに現地集合
- 9:30〜17:30
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企業訪問(途中、昼食休憩有り)
・Icarus and Icarus Nova (プロダクトデザイン)
・NURA(がん検診中心の健診センター)
・Studio Sky(グラフィックデザイン)
・V&A Associates(建築) - 18:00
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ホテルロビーで解散
- 12月5日(木)展示会出展・パネルディスカッション・交流会
- 9:00
-
ホテルロビーに集合 展示会会場に移動(Bangalore International Center 予定)
- 10:00
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展示会設営
- 11:00〜16:00
-
展示会
パネルディスカッション(有志) - 16:00
-
展示会撤収、交流会会場に移動
- 18:00〜20:00
-
交流会
- 21:00
-
ホテルロビーで解散
※展示会出展:「ベンガルール・デザイン・ウィーク2024」Showcase部門の一環として、日本のクリエイターの作品を展示する予定です。ブース仕様・展示方法などの詳細は、参加決定者の希望をお伺いし、検討、調整します。
※パネルディスカッション:参加決定者のクリエイティブジャンルや関心事に基づき、有志によるインドのクリエイターや企業、団体等とのディスカッションを設定します。
※展示、交流会場には通訳可能なスタッフが2名常駐します。- 12月6日(金)企業訪問
- 9:00
-
ホテルロビーに集合
- 9:30〜17:30
-
企業訪問(途中、昼食休憩有り)
・Lolly pop design (UI/UX)
・Nirvana(映像制作)
・Industree Foundation(女性の自立支援) - 18:00
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ホテルロビーで解散
- 12月7日(土)「ベンガルール・デザイン・ウィーク2024」見学他
- 9:00
-
ホテルロビーに集合
- 10:00〜16:00
-
・Bangalore Creative Circus(コミュニティ・アートスペース)訪問
・ベンガルール・デザイン・ウィーク見学
(途中、昼食休憩有り) - 17:00
-
ホテルロビーで現地解散
ベンガルール・デザイン・ウィーク
ベンガルール・デザイン・ウィーク(BDW:BLR Design Week)は、 インドデザイナー協会(ADI)ベンガルール支部によって2018年にスタートしました。デザインを変革の触媒として活用し、市民、デザイナー、企業、大学などの関係機関、行政のコラボレーションを促進することで都市の未来の可能性を探ることを目的としています。
BDWは、Santhé、Showcase、Collage、GenDの4部門とカンファレンスで構成されており、併催イベントとして映画祭のようなプログラムも開催されます。
Santhé
屋台、ショップ、フードが並ぶマーケットのような場所で、ブランドやデザイン志向のスタジオが製品を展示する場となっています。2023年からはベンガルールのブランド化に向けて、民族音楽、舞踊、アートを採り入れたフォークルールフェスティバル(Folkluru Festival)も開催しています。
Showcase
文字通りフリーランスやスタジオを持つプロのクリエイターや芸術系の教育機関が、視覚的、物理的、空間的、デジタルなどあらゆる形態のデザイン作品を展示する催しです。
※今回は、こちらのShowcase部門の一環として、日本のクリエイターの作品を展示する予定です。
Collage
ベンガルールのデザイン・コミュニティが実施するイベントやワークショップで、街のあらゆるところで開催されています。このイベントはデザインをすることが好きな人ならだれもが参加できる機会をつくることを目的としています。
GenD(ジェネレーション・デザイン)
将来、デザインを職業としたい若者向けのイベントです。市内の大学や学校で実施され、大学生にはデザインとデザイン思考のプロセスを、高校生にはデザインキャリアについて紹介しています。専門家による実践的でインタラクティブなワークショップ形式で実施されます。
コーディネーター・通訳
コーディネーター
Jacob Mathew氏(ジェイコブ・マシュー)
インドデザイナー協会(Association of Designers of India)全国評議会副会長
インダストリー財団(Industree Foundation)メンター
インド国立デザイン大学(National Institute of Design)でプロダクトデザインを学び、1985年、インドの小売業界の発展に重要な役割を果たしたTessaract Design(後のIdiom Design and Consulting LTD / 2005-2021)を共同設立。約25年にわたり、デザインによるビジネスの変革に取り組む。その後、2011年にはインドの農村部に安全な飲料水を供給する社会的企業Spring Health Water (India) Pvt Ltdを共同設立し、また、デザイン教育機関であるSrishti Manipal Institute of Art Design and TechnologyのImpact Edge Lab所長、女性の貧困問題に取り組むインダストリー財団メンターを務めるなど、近年では、ビジネス、デザイン、起業家精神を活用し、経済ピラミッドの底辺からのインド・アフリカの社会変革に貢献している。「ワールド・デザイン・プロトポリス」チームメンバー。
コーディネーター・通訳
阪口史保氏(さかぐち しほ)
Hoshitry Impact LLC 代表パートナー
べンガルール在住。日本とインド両国を結ぶコーディネーターとして10年の経験を持つ。 日本のベンチャーキャピタルにて13年間にわたり、投資育成、ファンド設立・運営、ビジネスアライアンスまたインキュベーションマネージャーとして起業家育成やベンチャー企業と大企業間の連携に取組んだ後、インド・べンガルールに移転。現地で培ったネットワークとビジネスモデル構築力により日本企業の事業開発を伴走型で支援。特に日本とインドの技術連携を推進することに情熱を持って取り組んでいる。
Deepak Devanga Lokesh氏(ディパック・ディワンガ・ロケシャ)
Dipimokra India Pvt. Ltd. 代表
南インドの広大な自然に囲まれたクールグ出身。2006年よりベンガルールへ単身移住し、ベンガルールを中心に幅広い分野でのコネクションを持つ。英語とインドの主要都市の4言語を話し、謙虚で粘り強い性格。日本人の妻の出産を機に日本語を習得し、日本の家族と同居した3年間を経て、教科書だけでは学べないリアルな日本人の感覚を理解する。10年以上のフリーランスデザインの仕事に加え、日本で2年間デザイナー勤務を経験し、2017年にベンガルールでデザイン会社を起業。「100年後の日本とインドの未来のために」をモットーにデザインとビジネスの可能性に挑戦している。