大喜利印刷展
誰かの「つぶやき」に、全国の印刷屋さんがこたえました
このイベントは終了しました。
メビックと全日本印刷工業組合連合会は、collabolab(コラボラボ)で、「大喜利印刷展」を開催します。「大喜利印刷」は、Twitter上のつぶやきをお題に、全国の印刷会社が印刷廃材とアイデアを駆使して、プロダクトでこたえていくプロジェクトです。今回は、これまでに生まれたプロダクトの中からセレクトした10点を展示します。
また、最終日の15日(土)は、大阪産業創造館で、関連イベント「ペーパーサミット2022」も開催されます。あわせて足をお運びください。

- 会期
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2022年1月11日(火)〜15日(土)
開場時間:11:00〜18:00 - 会場
collabolab(大阪市中央区本町橋2-5 マイドームおおさか1F)
- 入場料
無料
※混雑時には入場制限を行う場合がありますのでご了承ください- 展示作品
- 主催
全日本印刷工業組合連合会
- 共催
クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック
01 名画に浸る入浴剤

お題:芸術にゆったりとひたりたい
〜ゆったりとひたる〜と聞いて私たちが辿りついたものは「お風呂」でした。日本の文化であるお風呂に、世界の名画を溶かして浸かることができたら、最高の幸せを感じてもらえるのでは? そんな想いから、私たちは本気で絵画という名の入浴剤を作りました。お風呂に名画を入れた途端、しゅわしゅわと音を立てて溶け出し、浴室いっぱいに広がる香りと色があなたを包み込みます。名画を五感で味わい、ご自宅の浴室をあなただけの美術館にしてみませんか。最後に残った線画はぬり絵としてもお楽しみいただけます。
材料:残紙とパレットでつくりました
02 滅活字のプレゼント「RE:TTER」

お題:活字は絶滅危惧種だ
命名の活字を額に入れた贈りもの「RE:TTER」。近年脚光を浴びる活版印刷ですが、多くは樹脂板や亜鉛版などを使ったもので、「活字」で組版をして印刷することはあまりありません。活字の使用機会の減少に伴い、活字を鋳造する技術・技術者・設備は、なくなる危機に瀕しています(特に初号・1号と呼ばれる大きな活字)。活字を消費する仕組みをつくることで少しでもそれをとめることができればと考えました。また、子どもの名前は「親が最初に与える贈りもの」と言われることがあります。名前・字には想いや願いが込められています。写真と一緒に飾ったり、雑貨や植物と共にインテリアになる「RE:TTER」は我が子や親しい人のお子さんに〝重い〟字で、おめでとう!の〝想い〟を贈るプロダクトです。
材料:滅活字でつくりました
03 カレーう道

お題:カレーうどんをおもいっきりすすりたい
カレーうどんって飛び散る汚れを気にして、どうしても思いっきりすすれない… … 。いえいえ、そんなことありません。あなたも「カレーう道」に入門し、啜り四十八手の中からお気に入りの一手を見つけ、カレーうどんをすすることをクールな文化として広めましょう。そう、飛び散った跡は文化の痕跡なのです。入門生お待ちしております。
材料:残紙と印刷感材の梱包袋でつくりました
04 花の加湿器「FLOWERINK」

お題:肌荒れの妻になにかしてあげたい
空気の乾燥によって起こる肌荒れは、女性の悩みのひとつ。そんな肌荒れに悩む女性に贈る、花の形の加湿器が「FROWERINK」です。花瓶に生けるとあら不思議! 花びらが色づく仕組みとなっています。ある男性の悩みをロマンチックに解決するため、花の形にしました。大切な人へのサプライズにいかがでしょうか。
材料:印刷機に装填されている、インクを拭き取るための不織布で作りました
05 印刷を再現した途方もない塗り絵

お題:ひたすら細かい作業がしたい
日々のあらゆる悩みを一旦忘れたい……無心で没頭することはリラックス&リセット効果があります。あなたも世界一気の遠くなる塗り絵で現実逃避してみませんか?
材料:OPP袋の余りでつくりました
06 ひまつぶしカレンダー

お題:毎日やることが無い……
毎日、やることが無い……と思ってる人でも、日めくりカレンダーを毎日めくるような、一日ちょっとの作業で、いつのまにか目的ができて……明日が作業が楽しみになり、いつのまにか大きな作品が出来てしまう……そんな何気ない日常を少しだけ楽しくさせてくれるようなプロダクトです。
材料:残紙でつくりました
07 早弁専用ゴーハン英和辞典

お題:バレずに早弁したい
午前の授業中……おなかが減って仕方がない! でも、堂々と食べるわけにはいかない……。辞書の中に仕込んだお弁当ならページをめくるだけで安心安全な早弁ができます。企画会議中にメンバーのお腹がへって出会ったツイートがアイディアのヒントになりました。
材料:方眼ノートのヤレ紙*1でつくりました
08 パラパラまんがマシンP16号

お題:何枚書けばパラパラできるんだ……?
パラパラまんがは誰でも気軽に始められますが、いったいどこまで書けば楽しいパラパラになるのか、終わりが見えなくなると途方ない作業に思えてきてしまいます。この「パラパラまんがマシンP16型」をお使いいただくと、たった16枚の紙に描くだけで、エンドレスなパラパラまんがをお楽しみいただけます。一人でも綺麗に撮影がしやすい撮影台も便利にお使いいただけます。
材料:断裁した端材でつくりました
09 押し鉄巻物

お題:あらゆる駅のスタンプを押したい
日本には「押し鉄」と呼ばれる駅のスタンプコレクターが存在しています。日本全国では6000箇所を超える駅でスタンプが押せるということで、その全てを網羅しようとすると、膨大な数のノートが必要になります。そこで、断裁した端材をつなぎ合わせて超ロングな巻物を発案しました。いまはまだプロトタイプですが、ぜひ製品化のご相談をお待ちしております。
材料:断裁した端材でつくりました
10 印刷屋さんの芳香剤

お題:インクの匂いが好きだ
このツイートに見られるように、インクの匂いが好きな人は意外と多いのではないだろうか。これまでの芳香剤にはなかった「インクの香り」を具現化してみました。手に取る楽しさを追求するために、デザインと香りの試行錯誤を繰り返し、見た目と香りのギャップが大きいプロダクトになりました。いつでもどこでも、インクの香りをお楽しみください。
材料:ヤレ紙*2とインクでつくりました
感染防止策チェックリスト
大阪府イベント開催等における感染防止対策に関して、イベント主催者が作成する「感染防止策チェックリスト」はこちら。
(参考)[大阪府HP]イベント開催等における感染防止対策について
https://www.pref.osaka.lg.jp/shobobosai/eventkaisai-taisaku/index.html
イベント・セミナーに参加される皆さまへのお願い
新型コロナウイルス感染症等の感染拡大防止のため、下記内容をご了承の上、お申込・ご参加くださいますようお願いいたします。
- イベント参加時にはマスクの着用をお願いいたします。
- 来館時に手指の消毒をお願いいたします。
- 当日受付にて、非接触タイプの体温計で体温を確認させていただきます。
※検温の結果、37.5℃以上の発熱が確認された場合は、参加をお断りさせていただきます。 - 発熱や風邪のような症状がある時は、ご参加をお控えくださいますようお願いいたします。
- 感染症拡大状況等により、急遽中止・延期させていただく場合があります。