Taiwan Design Now 〜社会を潤すデザインの力〜

クリエイティブビジネスフォーラム

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開催レポート:デザインが世界を救う。台湾が取り組むクリエイティブな社会。

台湾風景

台湾と聞いて「タピオカ」や「カワイイ雑貨」を思い浮かべる方は多いと思いますが、台湾のデザインについては、皆さんどのような印象をお持ちでしょうか? 近年、台湾のデザインは進化し続けており、そのクリエイティビティの高さは海外でも注目されています。日本からも多数のクリエイターが展示会や商談に進出し、相互交流はますます加速している様子。躍進する台湾デザインの背景には、デザイナーと行政が一体となり「デザインの力で地方や社会、台湾自体を良くしよう」という意思やSDGs的な思想を感じるとのこと。今回は、メビックがきっかけで大阪と台湾との国際的なコラボを実現してきたプロダクトデザイナーの南大成さんと、彼の良きパートナーであり、台湾デザイン界を牽引する韓世国(ランス・ハン)さん、台湾デザイン研究院(TDRI)において、展示会やマーケティング、国際開発を長年担当してきた洪明正(パトリック・ホン)さんをお迎えして、台湾デザインの現在をご披露いただきながら、日本との違い、両国のコラボの可能性などについてお話しいただきます。

日時

2020年2月7日(金)18:30~21:30
開場・受付開始 18:00

18:30~18:35

挨拶

18:35~19:15

洪明正氏(パトリック・ホン):台湾デザイン研究院(TDRI)
「台湾デザインの現状と課題」

19:15~19:55

韓世国氏(ランス・ハン):點睛設計有限公司(DOT Design Co.,Ltd.)
「點睛設計の活動とめざすモノ」

19:55~20:30

南大成氏:HIROMINAMI.DESIGN / 合同会社アルルカンプロダクト
「台湾でのデザイン活動と気付き」

20:30~20:35

休憩

20:35~21:30

トークセッション
「Taiwan Design Now -社会を潤すデザインの力-」
洪明正氏:台湾デザイン研究院(TDRI)
韓世国氏:點睛設計有限公司(DOT Design Co.,Ltd.)
南 大成氏:HIROMINAMI.DESIGN / 合同会社アルルカンプロダクト
【通訳】王怡琴氏:SHINNOSKE DESIGN

会場

メビック扇町

参加費

無料

定員

80名

主催

大阪市
クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

洪明正氏(パトリック・ホン)

台湾デザイン研究院(Taiwan Design Research Institute / TDRI 旧:台湾デザインセンター)国際開発部ディレクター

紹介文国立成功大学インダストリアルデザイン学科卒、同大学院修士号取得。台湾貿易センター(TAITRA)デザインプロモーションセンタープロジェクトマネージャー、台湾経済部(MOEA)文化クリエイティブ産業振興部シニアマネージャー、ドイツデュッセルドルフ台北デザインセンター(TDCD)及び台湾デザインセンター(TDC)ゼネラルディレクター、TDC展示会マーケティングセクションディレクターなどを歴任。

台湾デザインセンター(TDC)

洪明正氏

韓世国氏(ランス・ハン)

2003年に點睛設計有限公司(DOT Design Co.,Ltd.)設立。主にビジュアルデザインとプロダクトデザインを手がけ、柔軟性と調和性を強みに、クライアントのブランドイメージ構築や商品価値向上に貢献している。「デザインとはあらゆるものの本質を発見し広めること」が信条。創造的なアイデアと確かなスキルで、より包括的なトータルデザインをクライアントに提供できるよう進化し続けている。2011年より、ライフスタイルをテーマに特色ある台湾デザインの魅力にフォーカスした「DOT Design」ブランドを展開。デザインと文化の深い融合、画竜點睛を目標に掲げ活動を続けている。

點睛設計有限公司(DOT Design Co.,Ltd.)

韓世国氏

南大成氏(みなみ ひろなり)

HIROMINAMI.DESIGN
合同会社アルルカンプロダクト 代表社員・プロダクトデザイナー

1982年、鹿児島県生まれ。英国Sheffield Hallam University, BA Product Design 学部を卒業後帰国。ムラタチアキ氏に師事後、2011年に独立しHIROMINAMI.DESIGNを設立し、エレコム株式会社、株式会社エディオンの自社ブランドeangle等のデザインに携わる。並行して2014年に「企画・デザイン・製造・販売」まで一貫して携わる合同会社アルルカンプロダクトを設立。近年は台湾に進出し「POP UP ASIA 2018 / 2019」「CREATIVE EXPO TAIWAN 2019」等に出展。異分野・異文化のクリエイターやマテリアルとのコラボレーションを進め「国も言葉も文化も越えたモノづくり」に驀進中。

アルルカンプロダクト

南大成氏

王怡琴氏(ワン・イーチン)

SHINNOSKE DESIGN

台湾台北生まれ、2000年に来日、京都精華大学ビジュアルコミュニケションデザイン学科に入学。2007年に同校大学院芸術研究科修了。現在真之助事務所にグラフィックデザイナーとして勤務。2010年上海万博大阪館シンボルマークデザインで最優秀賞に選ばれ、大阪館の外観や広報PR活動に使用された。HKDAグローバルデザインアワード、ADC年鑑、日本タイポグラフィ年鑑、APDアジア太平洋デザイン年鑑など多く入選、受賞。文字、グラフィック、文化などを研究しながら、国際交流活動に参加。杉崎真之助に同行して、国立台湾科技大学、台湾崑山科技大学、中国汕頭大学「Kan Tai-keung Design Award」、2011年台北世界デザイン大会、台湾亜洲大学「NYTDC台湾展」で講演の通訳も担当した。

SHINNOSKE DESIGN

王怡琴氏

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免責事項

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