デザインを手でさわれる時代からのラストメッセージ
クリエイティブサロン Vol.282 藤脇慎吾氏
昔の話はするなと言われる。私がデザイナーになった1980年代は、関西に本社があり個性的で活気のある大企業がまだまだたくさんあった。巷はCIブームでPAOSやランドー、日本デザインセンターのデザインを手でさわれるそんな時代だった。インターネットやメールのない時代、個人事務所がユニバーサル・スタジオ・ジャパンオープニングや兵庫県立美術館をカタチにしたストーリー。なぜ、どうやって、どのように、どうなったかをリアルにお話ししようと思う。それから40年、激変した社会で生きる今のクリエイターたちがどう感じるのか聞いてみたい。私はそのリアクションを胸にこれからのデザインの方向性を決めたいと思う。これで昔の話は最後にする。
藤脇慎吾氏(ふじわき しんご)
有限会社フジワキデザイン
アートディレクター
両親ともにグラフィックデザイナー、父親の代表作は「どん兵衛 きつねうどん」という家に生まれる。京都市立芸術大学ビジュアルデザイン卒業。1986年フジワキデザイン設立開業。兵庫県立美術館シンボルマーク(安藤忠雄選)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンオープニングビジュアル、六本木ヒルズ TOKYO CITY VIEW オープニングビジュアルを担当。近年は母校京都芸大で非常勤講師としてZ世代にもまれている。また、同校の先輩、遠藤秀平氏が関わるパリ・セーヌ川に沈んだコルビュジエ設計の船浮上プロジェクトのビジュアルを担当している。
- 日時
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2024年6月4日(火)19:00〜21:00
開場・受付開始 18:45 - 会場
メビック(大阪産業創造館 17F)
- 定員
20名
- 参加費
無料
- 主催
クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック
- 注意事項
・事前予約制です。事前申込みのない当日来場はご参加をお断りいたします。
・お申込はお一人様につき一件のみ承っています。お連れ様がいらっしゃる場合は別途「大阪産業創造館」にユーザー登録の上、お申込をお願いいたします。
・他の参加者にご迷惑となりますので、開始時刻から30分経過後は入場をお断りする場合があります。
大阪産業創造館(メビック関連施設 以下産創館)ウェブサイトからお申込みください。産創館ウェブサイトのご利用は、初回のみユーザー登録が必要です。
※電話、メールでのお申し込みは受け付けておりません。