デザインは農業を知っているか?
クリエイティブビジネスフォーラム「クリエイティブは旅に出よ。」Vol.3

このイベントは終了しました。

これからの若いクリエイターが競争力を持って活発に活動していくためには、自分自身の殻を破って、積極的に異業種・異分野との関わりを持ち、互いに知の共有や技術の融合等を通して、新しいビジネスや事業を生み出していく姿勢や能力が必要となります。
メビック扇町では、クリエイティブの世界で発信力を持つ3人のスピーカーと、異分野・異業種で活動するゲストとのトークセッションを通して、クリエイター自らが異業種・異分野と関わる際に必要な意識や行動様式等についてヒントを得るとともに、異業種・異分野の人々とのリアルなコミュニケーションを深める場になればと考えています。

第3回目のテーマは「農業」と「クリエイティブ」。
人の生活の基本となる衣食住。その中で、農業は、人の食生活を豊かにする重要な産業のひとつです。にもかかわらず、食糧自給率、農業後継者、農薬や食品添加物などなど、日本の農業を取り巻く課題は山積みです。そんな中、奈良市近郊の中山間地「清澄の里」をメインフィールドに奈良県内の在来作物の調査研究、栽培保存に取り組み、大和伝統野菜を中心に年間約120種類の野菜とハーブを栽培する傍ら、大和伝統野菜を食材とした農家レストラン清澄の里「粟」や奈良市との官民協働プロジェクト「coto coto」を運営する三浦雅之氏をお迎えして、人の暮らしを豊かにする「農業」のデザインをテーマに幅広いセッションを進めたいと思います。

過去に開催したレポートはこちらから

江副直樹氏からのメッセージ

クリエイティブは哀しき妖怪である。厳然として世の中に存在し、日々人々の営みに深く関わっているにもかかわらず、あらゆる産業と結びついていながら、まるでそこにはいないような扱いを受ける。この不可思議な状況は永く続いており、社会の成熟を待ち続けても、永遠に好転は訪れないようにも思える。

商いの古い諺に、イルヲハカッテイズルヲセイス(入を図って出を制す)とある。クリエイティブは入を図る局面で、大きな役割を果たしている。だが、経営支援は目に見える数字に拘泥して、節約のススメばかりが喧伝されて、商品開発や広報と言った未来を作るべき工程は疎かになっている。

ならば、クリエイティブ側が翻訳の1ページを書き始めるしかないだろう。その際、過去の延長では、想定される展開はどこかで見たようなものになるはずで、そうさせないためには、既存の文脈から意図的に外れ、他領域への越境を積極的に行うことが必須になる。

曰く、クリエイティブは旅に出よ。

日時

2019年2月19日(火)19:00〜21:30
開場・受付開始 18:30

ゲスト

三浦雅之氏(株式会社「粟」代表取締役社長 / NPO法人清澄の村理事長 / はじまりの奈良フォーラム プロデューサー)

スピーカー

江副直樹氏(ブンボ株式会社 代表取締役 / 事業プロデューサー)
三木健氏(三木健デザイン事務所 グラフィックデザイナー)
服部滋樹氏(graf:decorative mode no.3 代表 / クリエイティブディレクター / デザイナー)

参加費

無料

会場

メビック扇町

主催

大阪市
公益財団法人大阪市都市型産業振興センター クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

ゲスト

三浦雅之氏(みうら まさゆき)

株式会社「粟」代表取締役社長
NPO法人清澄の村理事長
はじまりの奈良フォーラム プロデューサー

1970年生 奈良市在住 京都府舞鶴市出身。
1998年より奈良市近郊の中山間地である清澄の里をメインフィールドに奈良県内の在来作物の調査研究、栽培保存に取り組み、大和伝統野菜を中心に年間約120種類の野菜とハーブを栽培。2002年に大和伝統野菜を食材とした農家レストラン清澄の里「粟」、2009年には奈良町に粟ならまち店をオープン。2015年5月より奈良の魅力発信を行う奈良市との官民協働プロジェクト「coto coto」を運営。株式会社粟、NPO法人清澄の村、五ヶ谷営農協議会を連携協働させた六次産業によるソーシャルビジネス「Project粟」を展開している。

三浦雅之氏

スピーカー

江副直樹氏(えぞえ なおき)

ブンボ株式会社 代表取締役 / 事業プロデューサー
福岡デザイン専門学校 非常勤講師
大阪芸術大学 客員教授

1956年1月1日佐賀生まれ。西南学院大学法学部中退後、米穀店店員、工場作業員、釣り雑誌編集者、コピーライター等を経て、商品開発と広報計画を柱とする事業プロデュースの会社、有限会社ブンボ設立。農業、商業、工業、観光、地域活性など、多分野の多様なクライアントに対し、コンセプト重視の事業戦略提案を行う。大分県日田市在住。

江副直樹氏

三木健氏(みき けん)

三木健デザイン事務所 グラフィックデザイナー
大阪芸術大学教授

話すようにデザインを進める「話すデザイン」と、モノとコトの根源を探る「聞くデザイン」で物語性のあるデザインを展開。「気づきに気づく」をテーマに静かな表現の中にエモーショナルなコミュニケーションを潜ませる仕事が特徴的。近年、学びをデザインするプロジェクトAPPLEを展開。そのユニークな教育メソッドに注目が集まり、英・中・日・韓の4ヶ国語で書籍APPLEが上梓される。2015年から国内外の美術館、ギャラリーでAPPLE+展を巡回。それら一連の教育プロジェクトを背景にもつポスターで第18回亀倉雄策賞を受賞。2018年4月、大阪芸術大学図書館内にAPPLEの常設展示室と教室を併設した「りんごデザイン研究所」が開設される。

三木健氏

服部滋樹氏(はっとり しげき)

graf:decorative mode no.3 代表 / クリエイティブディレクター / デザイナー
京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授

美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げる。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手がけ、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。

服部滋樹氏

免責事項

本イベントへの参加、出展者並びに参加者の責に帰す本イベント会場内での事故、出展事業者の説明内容・事業内容・経営状況、出展事業者の商品・技術・サービス及び出展事業者との商談・取引・契約などについて、公益財団法人大阪産業局は何ら保証等するものではなく、これら及びこれらに基づいて生じたいかなるトラブル・損害についても、一切責任を負いません。

開催中・開催予定のイベント・セミナー