医療分野でクリエイティブが貢献した実用例
I-LABO - クリエイターのためのイノベーション創出研究会 Vol.11
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開催レポート:クリエイティブが医療の推進力になる
メビック扇町では、クリエイターが持つ創造力や表現力、課題解決力等を活かし、産業、経済、社会の様々な分野でのイノベーション創出に向け、クリエイター自身が各専門領域における知識を修得しクリエイティブニーズを探るとともに、専門家との交流を深める機会として、「I-LABO-クリエイターのためのイノベーション創出研究会」を開催します。I-LABOでは、各回毎に各分野の専門家を招聘し、クリエイターとの情報交換と交流を行います。
今回は、整形外科医として日々医療の現場で活動する傍ら、ベンチャー企業を設立し、クリエイターと協働で、生きた人間の動きや形態を再現した3D人体解剖学アプリ「teamLabBody」の開発に関わられてきた、大阪大学大学院医学研究科運動器バイオマテリアル学講座の菅本一臣教授にお越し頂きます。先生のご経験をもとに、医療分野においてクリエイティブが果たす役割や参入可能性について意見交換したいと思います。
医療分野でクリエイティブが貢献した実用例
医療分野では言葉が難解であったり、人体の構造が複雑であったりして、その理解はことのほか困難である。一方、人間が得る情報の8割は目からといわれているが、その意味ではクリエイターが医療から求められるものは本当は膨大である。今回の講演中には実際に医療分野でクリエイティブが貢献した実用例をもとに、何が求められているのか、だれとどのように協業すれば成果が得られるのか、どんな点に注意をすべきかといった具体的なポイントを解説したいと思っている。秋葉原では「オタクが医療を救う」という講演をいわゆるオタクに向かってその聖地で時々行っているが、ITのノウハウ、グラフィックデザイナーのニーズなどについても可能な限り言及したい。
菅本一臣氏(すがもとかずおみ)
大阪大学大学院医学系研究科 運動器バイオマテリアル寄附講座教授
整形外科医師である一方、ベンチャー企業「チームラボボディ社」を設立。同社では、体の構造、関節の動きなどの情報を、クリエイターとともにアプリや様々な手法で世界中の人々に提供している。その功績で2013年のUnity awardを日本人として初めて受賞。製品は日本科学未来館やキッズプラザ大阪に常設展示されており子供たちへのメッセージとなっている。また医療への貢献(患者の理解を深めるツール、手術の事前シミュレーションなど)も計り知れない。
- 日時
2018年11月28日(水)19:00~21:00
開場・受付開始 18:30- 参加対象者
大阪で活動するクリエイター限定
※I-LABOは、テーマに関心がある若手クリエイターを対象に行う研究会のため、参加ご希望の方には、事前にテーマに関する関心事や話題提供者に対する質問事項等をご記入いただき、積極的に意見交換に参加していただきますので、ご了承ください。- 定員
20名
※お申込みが定員を超えた場合には「クリエイティブクラスター」に掲載されている事業所所属の方を優先します。また申込みが定員に達しなくても、上記参加資格に該当しない方はお断りする場合があります。- エントリー締切
2018年11月22日(木)
2018年11月26日(月)- 参加可否の通知
締切日以降にメビック扇町からメールでご連絡します。
- 参加費
無料(要事前エントリー)
交流会:実費(別会場、参加は任意)- 会場
メビック扇町 ロビー
- 主催
大阪市
クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町