レポート:2007年9月13日開催クリエイティブクラスターミーティング Vol.11
今回はクリエイティブクラスターミーティングで初めての「女性クリエイター」特集。様々なジャンルの女性クリエイター6人が集まり、華やかなミーティングとなりました。
議題は「クリエイティブについて」「女性像について」「将来について」の3つのテーマにわかれ、「仕事と結婚」など女性ならではの悩みや意見が聞かれました。
2007年9月13日(木)18:30〜21:30
ミーティング 18:30〜20:00
交流会 20:00〜21:30



“モノ作り”が小さいころから好きだったという単純な理由です。専門学校でデザインを学び、先生やまわりの友だちにますます感化されてこの仕事に就きました。
私がクリエイティブを目指したのは、みなさんより少し遅いかもしれません。以前は雑貨の販売員をやっていたのですが、商品をディスプレイするのが楽しくて……。 そこから空間プロデュースや建築の仕事を志すようになりました。
私は昔から絵を描くのが好きで、中学時代から「絵を描く仕事をしたい」と考えていました。そのころは「絵を描く仕事=画家」だと思っていましたが、美大でグラフィックグラフィックデザイナーという仕事があることを知り、就職率が高いと聞いてグラフィックデザイナーを目指すようになりました。
もともと普通の会社で営業をしていたのですが、そのころから趣味でWEB制作もしていました。仕事がハードすぎて身体を壊し、会社を辞めたのをキッカケに、WEB制作を本職にしようと思い立ちました。
私の場合「テニスで生きるか、デザインで生きるか」という2択で始まったんです。結局、テニスだけでは生活するのが難しく、デザインを選びました。
みなさんそれぞれの理由でこの業界を選ばれたようですが、「女性だから」と仕事で嫌な扱いをされて困ったことはありますか?
女性は言葉尻やニュアンスに対して敏感なので、「ありがとう」の一言にも愛情を込めてほしいと思うことはあります。
一般的にまだまだ「お茶汲みやコピーなどの雑務は女性がやるもの」というイメージがあるような気がします。
男性は女性に比べて身だしなみに気を使わない人が多いですよね。髪の毛がボサボサだったり、フケが肩についていても平気だったり。
そこにもっと気をつけてもらえると、一緒に気持ちよく仕事ができると思います。
今の会社は男女関係なく扱ってくれます。ときにはキツイ言い方をされるときもありますが、最初はそれが嬉しかったです。
最近は慣れてきて、逆にもっと“女の子”として見てほしいと思うこともありますが(笑)


結婚や出産をしても仕事を続けられるかどうか、女性なら気になることですよね。みなさんは結婚・出産と仕事についてどうお考えなのでしょうか。
才木さんはいかがですか?
今のところ縁はありませんが、結婚や出産をしてもできるかぎり今の仕事を続けたいと思っています。クリエイターは帰宅時間が遅くなったりと、生活が不規則になりがちですが、やっぱり好きで始めたお仕事なので……。
みなさんはだいたい何時ごろまで仕事されているんですか?
日によってバラバラで、徹夜もあれば夕方6時に終わるときもあります。
なんとなく、夕方の6〜7時に終わらないと家事ができないようなイメージがあるのですが……。
最近は家電が発達しているので、クリエイターでもちゃんと両立している人はたくさんいますよ。もちろん、パートナーの理解や協力も必要ですけれど。
私も結婚していますが、家事に関しては困っていません。でも子どもができたら、この仕事を続けるのは厳しいんじゃないかと思います。
子供がいても、フリーのクリエイターなら時間の調節ができるので、仕事はしやすいんじゃないでしょうか。
私はまだ経験がありませんが、いつか結婚したいし、子どもも生みたいと思います。仕事も絶対に続けたいと思っていますが、実際やってみないとわからないので、答えはまだ出ませんね。


みなさんはクリエイターとして、また、女性として将来どうなっていきたいですか?
佐藤さんはいかがでしょう。
具体的にはハッキリ見えていませんが、例えば全国47都道府県めぐりをするなど、やりたいことはたくさんあります。いろんなことを経験して見聞を広めて、デザインの幅も広げていきたいと思っています。
スピリチュアル的なことに興味があって、カードリーディングやパワーストーンの販売をしているんですが、それらを通して本当に多くの人と出会うことができ、刺激になっています。
だから、これからも常に新たな出会いがあるようなことをしていきたいです。
グラフィックやイラストの仕事はずっと続けていたいです。将来的に子どもも欲しいけれど、子育てとの両立を考えると不安です。社会的な保障や制度も増えていますが、大企業以外ではまだまだ足りないですよね。
女性クリエイターのために、地域の中小企業がお金を出し合って保育所ができたらいいなと思っています。
私は本職以外に、障がい者のための美術教室で講師としても活動しています。障がいを持つ人が収入を得る機会は大変少ないので、雑貨のデザインを教えることで自立の支援をしたいんです。彼らのサポートはずっと続けていきたいと思います。
また、クリエイターとしては「働く女性」のためのビジネスツールを作りたいです。「かわいい」だけの名刺や封筒はたくさんありますが、もっと大人の女性も使えるエレガントなデザインのものを提案したい。そういうデザインのものを欲しがっている女性はたくさんいるんじゃないでしょうか。
確かにクリエイターの数は女性より男性の方が多いのに、デザインのターゲットになるのは女性の方が多いですよね。そこに着目されている石井さんはすごいと思います。
私はまだまだ駆け出しなので、これからいろんな経験をして感性を磨いて、自分を成長させたいです。
あとは、女性としてずっとキレイでいれたらいいなと思います。



最後の質問なので、一人ずつ聞いていきたいと思います。
まずは千羽さんのキャッチコピーを教えてください。
私が学生のときに言われて嬉しかった言葉なんですが、「男のかわいらしさを持つ女」です。
「しなやかに」という言葉が好きで、目標にしています。考え方や生き方、自分のしぐさも、竹がしなるように柔軟でありたいと考えています。
私は「ムードのある女性」です。もっと私らしい雰囲気を出せる女性になりたいです。齋藤さんのキャッチコピーは何ですか?
「精一杯」という言葉が好きです。仕事も遊びも、何でも精一杯やりたいです。
ネコの気ままさとキレイな身体のフォルムに憧れているので、「ネコのように生きたい」です。
キャッチコピーが2つあって、矛盾しているんですが「ラグジュアリーな女性」と「パワフル爆弾」です。美しく女性らしく、でも南森町の地雷と呼ばれるくらいパワフルでいたいと思います。
取材:野上 智美氏 真柴 マキ氏:組立通信・天満スイッち編集室(浪花町)
文責 事務局




「ヒトと時間と楽をむすぶ、等身大空間づくり」をコンセプトに、オフィスや店舗の内装などの建築設計・空間デザインなどを行う。
ヒトの数だけ存在する空間のあり方を、360度の視点で探求していきます。


ターゲットを絞って実行する「SP理論」に基づいた唯一のSPプランニング企業。社名の「GEX(ゼック)」は日本語の「絶句」が由来。
「GEX」らしさを大切にする


ホームページ企画制作を中心とした販促支援のコンサルティングを行う。コンセプトは「ひとが心地いいことをお手伝いしたい」。
仕事は「人と人との関わり、想い」次第だと感じています。
そのせいか、時々スピリチュアルな世界にゆらゆらいます。


カタログやパンフレットなど、印刷物をメインにしたグラフィックデザインや、キャラクター、ロゴ制作を行う。自身も女性をモデルにしたイラストを手がけている。
『手を抜かず、力を抜けたら一人前』という社長の教えのもと、日々脱力しながら仕事に励んでおります。


キャラクター、ロゴ制作を中心としたグラフィックデザインやWEBデザインの企画制作を行う。自身は京都の専門学校の講師としても活躍中。
つたえる事とつなげる事。
この思いに少しでも近づける様
毎日100%のフルパワーです。
カタログ、会社案内、DM、ショップツール、名刺など、企業の魅力を引き出す“ブランディング・デザイン”を行う。
デザイナーの職能をもって「知的障がい者のための美術教室」で授業作りをしています。 「就労につながる雑貨デザイン」を目標に町の小さな教室で日々奮闘中!
http://www.drive-inc.jp/
(有)ドライブ