現在の登録数:546社
クリエイティブクラスターイベントレポート

大阪市内で活動するクリエイター同士が知り合い、情報やノウハウを交換することを目的として開催する「クリエイティブ・クラスター・ミーティング」。今年は市内各地のクリエイターの事務所などをお借りして開催します。業種や地域にこだわらず、制作やプロデュースの現場で培った経験をミーティング形式で交換し、お互いのスキルアップに繋げていきたいと考えます。
今回の会場は、キネトスコープさんのオフィスをお借りしました。カメラマン、デザイナー、スタイリスト、ディレクターなど9名のスピーカーが参加されました。会場オーナーでもある廣瀬さん作成のルーレットマシンには、スピーカーの皆さんから事前に募集した質問が入っています。ランダムに出される質問をテーマに、トークがはじまりました。

2009年11月11日(水)18:30〜21:30

Webシステム開発を中心に、iPhoneアプリ開発や自社サービスの「Kabelabo」の展開もはじめる。クライアントの成功が自分たちの成長と成功につなげられるよう、日々奮闘中。

大阪工業大学卒業後、間宮吉彦氏率いるインフィクスへ入社。飲食店やブティック、住宅など様々なジャンルの物件において設計・監理を担当。インフィクスを'06年に退社後、'07年、株式会社ワサビを設立。空間デザインにできること、デザイン業界での働き方、を模索中。

京都出身のフリーカメラマン。スタジオ21、株式会社大伸社に勤め、その後独立。'07年、Ripcordを設立。「笑顔で撮影」をモットーに、日々奮闘中。

「大学卒業後、インターメディウム研究所(IMI)7期生として入学。在籍中、「archventer」を増井辰一郎氏と共同主宰。建築や美術を中心にプロジェクトを立ち上げるほか、個人名号でも展覧会やトークイベントの企画運営など、幅広い活動を行なう。'07年、デザインファーム「UMA」を立ち上げ、アートディレクター/デザイナーとして各方面で活躍。'09年、DESIGNEAST」のディレクターを務める。」

20代前半にバイクで全国を放浪し、25歳で絵の仕事に携わろうと決意する。その後、VJとして全国のクラブイベントに出演。‘02年に独立し、現在はWebや映像のディレクター兼デザイナーとして活躍中。VJで培ったセンスや経験を生かし、映像やリッチコンテンツ導入の企画提案、イベントのプロデュースなどを得意とする。

印刷会社で2年間デザイナーとして勤め、フリーに転身。キャラクターデザインを軸に、印刷物やWebなどでイラストレーターとして活動。今までに手がけた仕事は、オルビス「カロリオ ピコ」や関西電力のオール電化キャンペーンキャラクター、NTTドコモ関西情報ダイヤル「インフォ王国 ライフォン」など、多岐にわたって活動。シンプルな中にも普遍的でどこかホッとするようなイラストを心がけている。

主に写真撮影のスタイリングを手がけるほか、展示会やショールーム、店舗などのディスプレイ、ハウスメーカー等住宅のインテリアコーディネートと、幅広く活動している。これからは企業だけではなく、個人に向けてのスタイリングを目指し、仕事の幅を広げたいと模索中。

大阪芸術大学卒業後、株式会社コオズハウスや株式会社大伸社に勤め、その後独立。現在は堺筋本町に拠点を置き、フリーカメラマンとしてコマーシャルフォトを中心に活動中。インテリア、建築、フード、商品撮影など様々な分野で活躍している。

フリーペーパー「hanauta」の制作、発行を軸に企業のCI、VIをはじめ様々なデザインワーク及び音楽、アーティスト等のプロデュースデザインを手がける。
これは僕の質問ですね。僕は、自分はここまでしかできないと決め付けることがあまりないんですね。何でもやってみたいと思いますし、いろんな人と繋がることであれもできるこれもできる、と欲張りな自分がいるので、皆さんはどうなのか知りたくて質問しました。
なるほど。今日は代表を務めている方がほとんどなので、そういう意味では皆さん欲張りかもしれませんね。原田さんはどうですか?
僕は、いろんなことをしたい、というよりは自分ができることとできないことを割合にはっきりさせてます。例えばWebや写真はやろうとは思わない。頑張ればできないこともないんでしょうけど、僕よりもっとすごい人が大勢いることを知っているので。必要な仕事のときは、周りの人にお願いしますね。自分の中での大きな住み分け、という感じです。
今の原田さんの話を聞いて思ったのは、自分のやってる分野とは違う仕事の依頼が来たときに、僕はやれるかなと欲張ってつい手を出しちゃうんですよ。コピーやライティングなど、自分でやってみるんですが、結局通用しなくて。そういうふうに欲張りな自分で失敗することも多いです。でもそうやっていく中で、写真とかコピーは自分には無理だな、と分かってくる。自分の専門性を高めるために、いい意味で欲張ることはあります。
餅は餅屋、ですよね。プロが作ったものってかっこいいじゃないですか。それを見て、どのレベルまでだったら自分にもできるんだろうかとか、やってみたいとか、そういうふうに思ったりするんですよ。オフィスの内装も業者に全部任せたらいいのに、憧れて自分でもやろうとして、結局3ヵ月かかったりしましたからね(笑)。
僕は前田さんと同じオフィスなので、一緒に3ヵ月内装を作ってたんですよ。もう次からはその間に営業しようと思いましたけどね(笑)。
僕も内装を自分でやりました。最初のオフィスが和室で、これは洋風にしなきゃ! と思って3ヵ月かかりました。2つ目のオフィスも同じように作って……さすがに3つ目は無理でしたね(笑)。
僕も最初の1ヶ月はほとんど仕事しなかったですね。来客があっても汚いつなぎ姿で出ていったりして(笑)。福本さんは事務所の内装などを自分で作られたりはしてないのですか?
私は自宅兼仕事場なので、お客さんとはちゃぶ台の上で資料を広げてます(笑)。
それも一つの手ですね。皆さん、できるかはわからへんけど、やれるだけやってみよう、という気持ちで最初ははじめられるんですよね。で、3回目ぐらいでもういいかなと気づく(笑)。そういう意味では、皆さん共通で欲張りな気持ちがあるのかなと思います。
僕は今までいろいろやってきて……人形を路上で売ったり、コンサートスタッフだったり、居酒屋の接客や、人参掘りとかしましたね。印象に残っているのはゴルフのキャディーで、お客さんのバッグの重さで給料が変わるんです。なので、バッグを量るときにはちょっと秤を踏んでみたりしてました(笑)。
僕は大学時代、居酒屋で4年間働いてました。バイトのほうが楽しくて、学校にほとんど行ってなかったです。そのうち串焼きの仕込みまでやるようになって、オーナーから「うちにこないか」と言われて。でもそれはやっぱり違うかな、と思ってお断りしました。卒業間近に、その居酒屋の常連さんがスタジオを紹介してくれて、今に至りますね。
そのスタジオに私がスタイリストでいたんですよ。すごく爽やかな青年が面接に来たなぁ〜と当時は思っていたんですけど(笑)。
大学生のときはデザイナーになろうと思っていなかったので、コンビニのバイトとか家庭教師をしてました。あるとき友達に頼まれて卒業アルバムを作ってみると、それがすごく面白くて。ちょうど就職活動中だったので、これを職業にできないかと思って調べたらDTPオペレーターを見つけたんです。それから専門学校に行って、DTPオペレーターを6年やりました。そこで知り合った人に誘われてデザイナーになりましたね。
私は短大だったので周りに就職活動をしてる子も少なくて、痺れを切らした親が「募集要項から見つけてきた会社に入れ!」って言われて入りました(笑)。広告代理店で、経理事務を5年やってたんです。そこで撮影の仕事を見たりするうちにスタイリストって面白そうだなーと思うようになって、大阪写真センターへ入社しました。元々買い物好きなので、今の仕事は趣味と実益を兼ねた感じで楽しいですね。
僕は学生時代のアシスタントバイトからカメラマンになったので、ほかの仕事をしたことがないんですよ。
僕が今までやったバイトの中で印象的なのは、ポスティングですね。2時間で300枚ぐらい配るんですけど、大きなビルは管理人が入れてくれない。なので「お腹痛いのでトイレ貸してください」と頼み込んで、中に入って隙を見てポストに配ってました。そこでバレないように後ろに気配を感じるスキルを身につけました(笑)。他にも酒屋の配達をしてると、いろんなお店でいろんな勧誘を受けるんですよ。なんとか無事でしたけど(笑)。
職業というよりは、皆さんの身の上話みたいになりましたけど、そろそろクリエイター的な話題に行きましょうか(笑)。
これは私の質問ですね。独立して思ったんですが、個人や企業との付き合い方が、会社にいたときとは全然違うんです。皆さんは、どんなふうにしてらっしゃるんだろうと思いまして。
僕らみたいな仕事、特にWeb関係は仕事相手の業種が毎回違うじゃないですか。その人を理解する前に仕事が終わってしまうこともありますし。僕はいつも、その人が仕事以外に何に興味があるのかを、コミュニケーションをとって引き出すようにしてます。あとは、打ち合わせでも先方の上司や社長になるべく同席してもらうようにして、決定権を持っている人に近づきます(笑)。
まずは、お客さんが何を共有したいのかを探りますね。例えば仕事のやり取りは全部メールがいいのか、電話がいいのかにはじまって、どういう仕事のやり方が理想なのかを聞きます。
自分が楽なスタイルで楽しくやれるように、自分のペースに引き込めるようにするのが理想ですね。もちろん最低限の気を使いながらですけど。
これは僕からの質問ですね。よく自己啓発の本とか本屋に並んでますけど、クリエイターの方は本じゃなくて美術館で本物を見ろ、と言われるじゃないですか。でも行くことで満足してる自分がいたりして、皆さんはどんな形で自分を高めようとしてるのか、お聞きしたいです。
作品を見る、というのは刺激になるので一つの方法ですよね。私は彫刻が好きなので、いろいろ美術館めぐりをしてます。今度美術検定も受けに行く予定なんですよ。
僕は人からの影響というか、経験が多いですね。美術館に展示してある彫刻は触れないじゃないですか。でも以前取材で彫刻家のアトリエにお邪魔したときに、作品を触ってみてくださいと言われたんです。触らないと分からないからって。そんなふうに知識じゃなくて、経験として感触が自分の中に残るのは大きいですよね。自分を高めるために本を読むよりはいろんな人に会って話したいと思います。
僕は自分のモチベーションを高めるよりも、他のスタッフのモチベーションを高めることを重視してます。そうして周りを上げておいて、僕も頑張らないと、と思うタイプなので(笑)。
そういうのはやっぱり、ディレクターとか経営者タイプですよね。さて、それでは次の質問に移ります。

これは僕ですね。以前、僕の企画を基にした計画がうまくいかなくて、それが僕のせいになったんですよ。ただその計画の集客予想とかがありえない数字で、その点については僕も散々反対して、それは無理です、と言ってた。けれど相手は大丈夫だから、と言い張るので参加したんですが……結局ダメで。クライアントに企画だけの段階で「いけます!」と言うことは、よい嘘なのかどうかが知りたくて質問しました。
いろんな業種の仕事を平行しすぎて、それぞれの業界の研究が追いつかないときがあります。にわか仕込みの知識では、深い部分までは分からない。それでも、さも知ってるように「こうです!」と言っちゃうことはありますね。ほかにも、広告やチラシと違って、Webはアクセス数や問い合わせ数で結果が見えやすいです。ただ、Webを作ったからといって売上に繋がるわけじゃない。だからプレゼンでも「これで売上が上がります」とは言えないですし、そう思われても困るので、今までよりはよくなります、という程度にとどめてますね。
私も廣瀬さんと同じように、全く知らないことは言えないですけど、1を5とか10にして「できます!」と言うことはあります。言ってからそこに自分を追いつかせる努力をしますね。それはよい嘘と言えばそうですよね。
これは僕の質問ですね。僕たちの仕事って、撮影、ライティング、デザイン、システムと全部が絡んでくる仕事なのに、写真は簡単に撮ってよとか、ライティングもメールでささっとやってよ、などと言われてしまう。システムは一番大きく予算を取れるんですけど、それ以外が軽く見られてしまってる。そうなると、僕自身が相場を知らなければ他の人に気持ちよく仕事をしてもらえないので、皆さんに聞いてみたかったんです。
これはディレクターをやりだすと気になるところですよね。ただ、人によって料金の違いは大きい。仕事ができる人とか、ネームバリューがある人は高いんですよ。1人が1日動くならこれだけ欲しい、っていうのは会社には必ずありますよね。だから僕は逆にお客さんに「御社でこの人数が1日動いたらどれくらいの費用がかかりますか?」と聞きます。それに専門的な技術料をプラスした金額を考えてもらわないと、話が進まないですから。
僕は国や県が主体の美術館の仕事が多くて、予算が最初から決まってます。なので、その金額で自分がどこまでやれるか、というところですね。
設計は独特なんですよ。工事見積もりが出た段階で、実は設計はすでに終わってるんです。見積もりを出すためにはパースや図面を描くし、材料を決める必要があるので。でもそれで契約できなければお金は1円ももらえないし、じゃあ設計料は? ということになるので、それまでの仕事に対価を払っていただけるような請求の仕方にしています。
私は1日15万、と決めています。高い! と思われそうなんですけど、プレゼン費や家具屋の下見の経費、リース、準備、片付けとあるので結局一週間かかってるんですよね。でも準備のところは考慮してもらえない。ヘアメイクさんとかも大体同じ金額なんですけど、向こうはほとんど準備がなくて当日だけなので、そこは腑に落ちないですね。
特殊な職業は、言ったもの勝ち、という部分がありますね。今までは苦労してやってるから技術料をもらってたところが、今はカメラの性能がよくなって誰でも撮れるから、クライアントにどれだけ気に入ってもらえるかで左右されるようになってます。
結局、はっきりしないし、確定できないんですよね。条件によって様々ですし。ここは一番最初に予算をとってくる大谷さんに、頑張ってできるだけ大きな予算をもらってきてもらうとして(笑)、次の質問に移ります。
未払いは突然のことなんで、対処法なんてないですね。酷いクライアントになると、納品してから「まけて」と言ってくる。いいものができて、喜んでるのにも関わらず言ってきますから、見積もりを出した意味がない(笑)。そういうところが多いので、僕は契約書や発注書、発注請書を作るようにしました。ただ、全部の仕事にそういうことはできませんし、契約書を交わしてくれるところはトラブルがないんですよね。口約束のところほどトラブルが多い。
僕は過去に未払いの経験があるので、「予算はいくらですか?」と最初に聞きます。向こうがあいまいな返事だと、「本当ですか?」とか、「それだけですか?」と、結構突っ込みます(笑)。
以前、催促して払ってもらった1週間後にその会社が潰れたことがありましたね。あれは危なかった(笑)。
七掛け、とかありましたね。「七掛けにしてくれるんやったら今払うわ」とか。その時は結局それで払ってもらって。それから最初に予算を聞くようになりました。
完全な前払いっていうシステムができると面白いですよね
大きなプロジェクトの場合は、半分だけ先にもらいます。それがないと動けないので。ただ、そういうことはちゃんとコミュニケーションができてないと難しい。
グラフィックという印刷会社は、この業界ではありえないことに前払いなんですよ。それで成り立ってるのは他にないんじゃないでしょうか。
スタイリストは小道具費は立て替え払いなんですよ。小道具費だけで予算が100万、200万とかになることもあります。以前は立て替えで後からもらってましたが、今は怖いのでクライアントに「ギャラは後でもいいので、小道具費は先に」ってお願いしてます。でも嫌がるクライアントもいるんですよ。おかしな話だと思うんですけど、スタイリストは小道具費を立て替えるもの、みたいな伝統というか変な風習がありますね。
これは僕ですね。メビックでいろいろ活動して、クリエイターってよく聞くんですけど、僕の中であんまり定義がなくて、そもそもなんだろうと思いまして。皆さんの定義を聞かせてほしいです。
自分のことをクリエイターだとは思ってないですし、そんな意識もなかったんですよ。でも以前広辞苑でクリエイターという言葉の意味を調べたら、カメラマンなど、と書いてあって(笑)。じゃあ、クリエイターでいいかと思いました。
私もクリエイターだとは思わないですね。スタイリストって誰でもできるんですよ、元々カメラマンがやってた仕事ですし。専門職としての情報量とか技術で差が出るので、どっちかっていうと職人みたいな感じですね。
日頃の言葉でも使わないので、あんまり考えたことがないんですけど……道具を使わずに、頭の中で考えたことを形にする人とか、思想を売ってる人でしょうか。
今の仲尾さんの話を聞いて驚きました。カメラマンってクリエイターやったんや、と(笑)。自分にできないことを出来る人は皆クリエイターだと思ってます。僕の友人で車の塗装工の人がいるんですが、彼女がデザイナーで、彼は自分の仕事に対してすごい劣等感を持ってて。でもそれは違うと思うんですよ。誇りを持って物を作り上げることが出来る人は、みんなクリエイターだと思います。
僕は自分のことをクリエイターだとは思ってないですね。簡単に盗めない技術を持ってる人がクリエイターだと思います。寿司職人とか、先ほどの車の塗装の人もそうですし。飲食店でバイトしてて、「肉をこの液に何秒つけて小麦粉を5回はたいて揚げる」っていうマニュアルを、自分で工夫して「実は小麦粉をはたくのは3回とちょっとの方が一番美味い」ってアレンジしてる人だってクリエイターだと思いますよ。
クリエイターが何かも考えたことなかったですね。私のできることがたまたまデザインだっただけで、他の人だって何かを生み出してるわけですし。接客でもそういう部分はありますよね。私がクリエイターと呼ばれるなら、みんなクリエイターだと思います。
確かに、デザイナーとクリエイターはどのように違うんだろうか、という疑問はありますね。誰かの想いや思想を形にするのがデザイナーで、自分のやりたいことを一からつくる人をクリエイターと呼ぶのかな。
僕は、この話題に関してはちょっと長くなってしまうんですけど(笑)。基本は笹岡さんと同じくデザイナーイコール、クリエイターではないと思います。先日あるプロダクトデザイナーと話をしたんですが、彼が言うにはあるプロダクトをデザインすると、それはもう日本では雑貨としてしか扱われない。本当は綺麗なガラスで作りたいのに、アクリルで作ると1500円ですむからアクリルで作ろう、と言われてしまう。日本の技術を考えるとガラスで作ることは充分可能なのに。でも海外で安く作って、日本に運んで、売れた! やった! では今のデザイナーは満足できないんですよ。この負のサイクルを僕は変えたいんです。ソーシャルワーカーに近いというか、自分たちのやってることが社会に対して何ができているのかを強く感じたい。そこにどれだけ関与できるかが、デザイナー、クリエイターにとって重要なことだと思うんです。でも今の現状では、日本だったらガラスでも綺麗に作れるのに安く済む海外で作って、日本の技術が必要とされてない。例えばイタリアだったら、そうはならない。このプロダクトはガラスで作る意味があるからガラスで作る、となるんです。なので自分たちで作って自分たちで販売して、世界に輸出してる。だからイタリアはデザインの国と呼ばれてるんですよね。でも日本は、安く済ませよう、安く済めばいい、と思ってる。これが僕らの直面してる問題だということに気づいてほしいですね。これを変えようと努力して行動できるのが、これからのクリエイターだと思ってます。

始終活発な意見が出ていた今回のミーティングは、盛り上がりすぎて時間をオーバーしてしまったほどでした。その後も話し足りないようで、近くの「Dining IOR?I」でさらに白熱したトークが繰り広げられました。