長川コラム
2009年11月24日

メビックで開催中の「この街のクリエイター博覧会4」も
いよいよクライマックスが近づいてまいりました。

最終日の12月5日には「OAV.E上映会」が開催されます。

映像関係のプロとして活動されている方々の応募作品を一挙に上映し、
そのまま「このクリ博4」のクロージングパーティーになだれ込みます。

映像関係のプロ、といっても応募された方は様々です。
映画やテレビ関係者はもちろん、CMやプロモーション映像、
近年はWEBに掲載する映像制作も普通になっています。

ところで、いつも思うのですが、「プロ」とは何でしょうか。

仕事のプロフェッショナルに関する書籍はたくさん出ています。
先日も「プロ論」という本も読んでみましたが、
私はいまひとつピンときませんでした。

「プロとは〜」で始まる話は、含蓄のあるいい話が多いのですが、
一方で何やら大切なことがごまかされている気がするのです。

例えばプロの対義語はアマチュアではないと私は思っています。
アマチュアはプロになる手前の段階だからです。

お金をもらえるようになればプロだと言う人もいます。
卓越した技術をもっている人がプロだとも聞きます。

果たしてそうでしょうか?
プロでなくても仕事してお金をもらっている人は大勢います。
またプロでなくとも卓越した技術を持っている人は少なくありません。

私は、自分が没頭している世界が、外の人や市場とつながったときが
プロになる瞬間だと考えます。

もちろん、その仕事で食べて行くことができないかもしれません。
ひょっとしたらいくら頑張っても1円も稼げないかもしれない。

でもそれはその仕事が創り出した結果に対する評価であって、
その人がプロであることに違いはないと思うのです。

アマチュアも決して手抜きもしませんし、時間やお金をかけて、
自分の世界に没頭しますが、それだけでも許されます。

ところがプロとして第三者である人や市場とつながったとたんに
自分の行動の結果を無条件に受け入れる責任が発生します。

それがアマチュアからプロになる、ということだと思うのです。
そして人や市場とつながると決めるのは自分自身です。

プロとは何か。そしてプロであり続けるとはどういうことか。
私自身が今後も向き合っていく課題です。

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