長川コラム
2009-07-07

メビックの入所企業が一年の契約を終了する時期に、
オープンな場でプレゼンテーションする成果報告会。
この6月には開催50回を数えました。

プレゼンテーションといっても事業や商品の説明ではなく、
起業家としてこの一年をいかに過ごしたかを語ってもらう会です。

メビックの入所企業にとっては、1年の契約が終わる節目の報告会。
それぞれの起業家としての生き方や姿勢を見ることができます。

どんな壁にぶつかり、それをどう乗り切ったのか。
または今どんな困難に直面しているのか。

報告を聞きに来る人にとっても、共感や気づきがあるのでしょうか。
毎回大勢の人が参加くださいます。

ところで、人生にも成果報告会があります。
それは、お葬式です。

生前に関わった人達が、最後のお別れをする儀式。
参列する人がそれぞれの思い出胸に故人を偲ぶ時間です。

すでに本人は語ることも、示すこともできませんが、
その人の行き方は集まったひとりひとりの胸の中に、
しっかりと語られ、示されます。

どう生き抜いたか、どう闘い抜いたか。
まさに人生の成果報告会です。

もちろん本人は、言い訳も質疑に対する応答もできません。
ただ、共に生きた周りの人の心の中で語られるのみです。

人生を「太く短く」とか「長く細く」という人がいます。

でも太い細いは自分で決めることができますが、
長い短いは自分では決められません。

今、どう生きるべきなのか。

最近では少し景気は上向いてきた、と報道されていますが、
私はこれからが、ふるいにかけられる正念場だと考えています。

見えない恐れや観念に縛られ身動きできなくなるのではなく、
壁や問題に正面から向き合って前に進むことを選んでいるか。
今こそ自分自身を見つめ、自分自身に問いかける時です。

私達の目の前にはどこにでも行ける道が無数にあります。
そして何度でも行く道を選択しなおすことはできます。

たとえ迷い、悩み、苦しむことが多くあったとしても、
逃げずに周りの人と幸せになる道を選び続けることが、
結果として人の心を動かし続けるのだと思うのです。

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