増見コラム
2010年01月05日

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、比較的短かった年末年始の休暇ですが、
ふと思うのはテレビを見る時間が減ったということ。
その代わりにiPhoneやPCでメールチェックや
ネットを見ている時間が確実に増えています。

以前からネットで気になるのは
あらゆる部分に宣伝が絡んでいるところ。
もちろんCMだらけのテレビも同様ですが
その質に問題があります。

大手ポータルサイトのトップでも
スポーツ新聞や電車内の週刊誌の中吊り広告的な、
内容とはほぼ関係のない刺激的な文字だけのニュースや宣伝文句、
誤解前提で如何にクリックさせるか
ということだけに注力しているだけのように思えます。

それでもクリックしてしまえば物は売れるのでしょうか。
メルマガでも同様の広告の氾濫、新聞や雑誌でも企業の広告が入る以上、
そういった側面はあるのですが、「なんだかひどいな」という気がします。

大手SNSでは趣味のコミュニティ以外に
「起業」に関するコミュニティで
どんな話題が展開されているのか、登録してみましたが、
翌日から急増した見知らぬ訪問者は
「起業したい」人をターゲットにした
ビジネスの匂いがプンプンするような人ばかり。

起業以外でも不労所得に副収入にダイエット、
こんな釣りの仕掛けのような文章ばかりに目を通すのも疲れてきます。
スパムメールをわざわざ開けなくても、
同様の内容に十分さらされている訳ですね。

テレビや雑誌に出稿している大手の企業であれば
企業イメージのダウンなどを懸念して、
あまりにあからさまな方法は取らなかったように思いますが、
比較的出稿しやすいネットであれば「何でもあり」といった感じでしょうか。

普通の売り文句には不感症になりつつありますが、
更に好きではないのが不安を煽って需要喚起するパターンです。

健康食品に教材、占い的なものまで様々ですが、
ひとまず不安に陥れて解決方法として提案する。
取り越し苦労をわざわざさせるようなもので、
これは罪な売り方です。
売り方自体は確かに昔からの手法ではありますが、
皆がより売る為に色々な方法を考える中でこういった
「如何に買わせるか」的なテクニックが幅を利かせている様に思えます。

「商品自体は良いものだから買った人は損をしていないはず」
という思いもあるのかもしれませんが、
買わないデメリットを強調するよりも、
出来れば買うことによるメリットを各人の立場に立って
上手く説明するようなそんな売り方が出来ればと思います。

「そんなきれいごとを言っても売れないよ」
と言われるかもしれませんが、
ネットの世界がマイナスの言葉ばかりで溢れるのは
避けてもらいたいところです。

大晦日、元旦でも休まずメッセージを送り続けるメディアを見て、
もう少しやさしくなってもらいたいと思った次第です。

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