堂野コラム
2008年11月11日

みなさま。こんにちは。

最近、この街のクリエイターの方23人で構成される
「取材班」メンバーと一緒に、この街のクリエイターや
大阪市内の中小企業経営者を訪ねて歩き回っています。
既に6月末から現在まで
延べ約80社のクリエイター・中小企業を訪問しました。

先日、取材班についての趣旨説明と後日取材の依頼を行うため、
大阪市内の中小企業を訪問し、意見交換と工場見学を
させていただきました。

ところが、帰り際に、一枚の白紙の紙が渡され、
今日の見学に対する感想を書いて、FAXして欲しいとのこと。

これまで数多くの企業訪問を経験していますが、
白紙の紙を渡され感想を依頼されたことは初めてでした。
たまたま後日取材に訪問することになっていましたので、
感想を書いて持参することに…

その内容は以下のとおりです。

 この度はお世話になり、ありがとうございます。
 先日御社を見学させていただき印象的だったのは、
 職場の空気感がいい感じだったことです。
 私も仕事柄、多くの企業をみてきましたが、
 社内に入るや否や、その企業がうまくいっているかいないかを
 空気で感じることがあります。
 うまくいっていない企業は、空気が澱んでおり、最悪の場合、
 くさい臭いが漂うことも…。
 でも、先日お伺いした際には、そんな雰囲気は微塵もなく、
 スタッフのみなさんも活き活きと働いておられる姿を拝見し、
 職場環境づくりに相当気をつかわれていることを感じました。
 組織をうまく機能させるには、その組織を担うスタッフ1人ひとりが
 モチベーションを高め、仕事に対する意識を高めて、
 積極的かつ主体的に行動してもらう必要があります。
 そのための職場環境づくりは本当に大変ではないかなと思った次第です。

 また、社長さんは何度も「発想を変える」ことが
 大事だと話されていました。
 これは私どもに取りましても本当に重要です。
 でも、自分ひとりで発想を変えることは、
 いくらいろんな書物を読み漁っても
 「言うは易し、行うは難し」で、あまりうまくいきません。
 「発想を変える」ためには、これまでつきあったことのない、
 自分とはまったく異なるジャンルの人とつきあうことが早道です。
 私もメビックに着任するまでは、クリエイター、デザイナーといった人々とは
 まったく接点がありませんでした。
 しかし、この5年の間に
 クリエイター、デザイナーのみなさんとつきあうようになって、
 服装や体型はもちろん、考え方も相当変化したように思います。
 是非、これまでつきあったことのない異分野の人々との
 コミュニケーションをとられることをお勧めします。
 ということで、長々と乱筆で失礼しますが、先日の感想まで。

見学者にまで意見を求め、
それを経営に活かす努力をしているこの社長に敬服する限りでした。

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