
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
夏休みはとられましたか?
私は、先週3日間お休みを頂きました。
夏休みを利用して、ある地方都市の有名な美術館を訪問しました。
この美術館は、前館長の思いにより、
一般市民や子どもが親しみを持てる美術館をコンセプトに、
企画や集客にも工夫を凝らしています。
その甲斐もあって、年間100万人以上も訪れる、地方都市の美術館にあっては
特異な存在として、世界的にも注目を浴びています。
私も、本で読んだこの館長の思いに共感し、一度は訪れてみたかったので、
この夏休みに思い切って家族と一緒に訪問することにしました。
お盆休みであったこともあり、美術館は噂通り、
通路を歩くのもままならぬ状態。
ひと・ひと・ひとで溢れかえっていました。
地方都市の美術館としては驚くべき光景でした。
企画展示も圧巻で、一緒に行った子どもたちも大喜び。
半日以上かけて、館内全域を一巡しました。
しかし、残念なことに、前館長が本の中で書いていた思いが
現場では実現できていないのではないかと、目を疑う光景が…
展示室にいるスタッフの方のほとんどが無表情で笑顔が無く、
来館者(お客さん)がちょっと作品に近寄りすぎたりしただけで、
睨み付けるような視線を感じたり、きつい口調で注意がとんできたり。
子どもが展示室に入るやいなや、
その子どもをずっと監視し続ける姿勢がありありと。
とても居心地が良いとはいえない雰囲気でした。
また、お客さんが作品について質問をしても、わからないの一点張りで、
質問コーナーで聞いて下さいという有様。
まさに“見張り番”としての役目しか果たしていないその様子に
がっかりしました。
一般市民や子どもなど、
素人のお客さんに対しても開かれた美術館にする
という思想はどこに行ったのやら。
あまりにも多い来訪者に対し、
こういう対応をしなければ仕方がないのかも知れませんが、
お客さんを気持ちよく迎えるプロとしての意識と姿勢を
もう少し高く持ってもらいたいなと感じた次第です。
初めて美術館を訪れた子供たちは、
「企画展示は凄く良かったのに、スタッフの人が怖かったね」
という始末。
あまりにも興ざめで、再び訪問したいとは思えなくなりました。
5月に別の地方都市の美術館に行ったときには、
来場者の数こそ大幅に異なるものの、
各展示室にいるスタッフの方は大変親切で、
観覧順序を手際よく案内して下さいましたし、
展示作品について、私が質問したことにも的確に答えていただき、
大変親近感を持ちました。
メビックも私たちスタッフの思いのもと運営しています。
6年目を迎え、私たちがこだわっている思いが、
利用して下さるクリエイターや起業家のみなさんにどのように映っているのか、
“言っていること”と“やっていること”にギャップはないか、
再度検証する必要性をこの美術館訪問を通じて強く感じました。
言ったことを実現することが容易でないことは十分理解できますが、
それを実現してこそ本物だと思います。
“他人のふり見て我がふり直せ”ではないですが、
私たちも再度メビックの運営について見つめ直す必要がありそうです。