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クリエイティブクラスターこの週末、三重県伊賀上野に1泊2日で出かけてきました。
目的は、伊賀市と私たちがプライベートで主宰している
関西ネットワークシステム(KNS)共催の
コスプレイベントに参加するためです。
といっても、皆さんが“コスプレ”と聞いて
イメージするような内容ではありませんので、悪しからず(笑)。
参加者全員が、伊賀市の地域資源である“忍者”衣装に着替え、
有識者による講演と産学官民メンバーによるプレゼン大会、
そして“本番”と言われる交流会を行う、
歴とした固い内容の交流イベントです。
プレゼン大会では、様々な分野の産学官民メンバー24人が
自分が今取り組んでいることとか、抱えている課題など
8分間という非常に限られた時間の中で、思い思いに報告し合いました。
このイベント、伊賀市とKNSが2005年に協働で開催してから今回で4回目。
連続的に参加しているメンバーは、忍者服姿も板についてきました。
そんな中、プレゼン大会で、
伊賀市島ヶ原地区で取り組まれている「ホヅプロ」について報告があり、
翌日には現地見学会も行いました。
それにはこんな訳が…
実は、「ホヅプロ」自体、
2007年に開催したこのイベント(第2回KNSin伊賀)が
きっかけで生まれたとのこと。
以前から噂には聞いていましたが、
担当者の口からはっきりと聞いたのは今回が初めてでした。
その経緯を簡単に書くと、第2回KNS in 伊賀の会場で
コミュニティデザイナーとして一躍有名になった山崎亮さんと
穂積製材所のオーナーである穂積さんが出会い、
穂積さんから「後継者のいない製材所をたたんで、地域のために公園にしたい」
との相談を受けたとのこと。
現地を見た山崎さんが、製材所にある機械や材木の価値に気づき、
すべてを廃棄して公園にするよりも、
製材所のポテンシャルを活かす方が良いことに着目。
「穂積製材所プロジェクト=ホヅプロ」として
都市と島ヶ原との交流、地域技術の伝承、林業による環境保全の場として
活用することにしたとか。
確かに出会いは偶然だったかもしれませんが、
偶然の出会いをきっかけに
山崎さんのプロデューサーとしての能力が、
このプロジェクトを創造したのであり、
その意味で、決して偶然の産物とは言えないのです。
もし山崎さんがこのイベントに出かけなければ
偶然の出会いは無かったでしょうし、
穂積さんからの相談をそのままとらえ、公園にしていたら
このプロジェクトは実現しませんでした。
つまり、山崎さんの行動力と創造力が産み出した
必然的な結果と言えるのではないでしょうか?
私は、今回の「ホヅプロ」訪問を通して
偶然を呼び込む行動力と偶然を必然に変える創造力、
これが経営者やプロデューサーに求められる能力ではないかなと
改めて強く感じました。