堂野コラム
2011年11月01日

早くも11月ですね。今年も残すところあと2ヶ月。
ホントに月日の経つのが早いですね。

10月9日からブリーゼブリーゼで開催していました
「クリエイティブエキスポ」も昨日で終わりました。
昨日の深夜から今朝方までかけて、
展示物や資機材の撤収作業を行い、現在はヘロヘロ状態です。

今回の「クリエイティブエキスポ」は
出展関係者が100数十人・社にも及び、規模も大きかったために、
様々な調整作業が発生し、スタッフ一同大変でした。
でも、黒田武志さんのアートディレクションのおかげで
コンセプトも統一でき、参加してくださった皆さんには概して好評でした。

商業施設という普段容易に利用できない場所での展示会だけに
デザイナーやクリエイターの作品が一般の人の目にも止まり、
少しでも親近感をもっていただけるようになればと期待するところです。
どの程度効果があったかは今後徐々に明らかになろうかと思いますが
また機会があれば、こうした場所での開催が実現できればと考えています。

ところで、先日、横浜・新港村で、
仙台、東京、横浜、大阪のクリエイティブ産業支援施設のコーディネータと
各々の施設が関係するクリエイター10数名が
一堂に会してミーティングを行いました。
6年前からメビックで行っている
「クリエイティブクラスターミーティング」の拡大版とも言えるものです。
私が司会進行を行ったのですが、特に事前に議題を決めておくわけでもなく、
自己紹介の際に出てきたキーワードをもとに、
スピーカーにいろいろと質問をぶつけながら
自由闊達に意見交換を行う自由放談スタイルで実施しました。

結果的に話した話題は、
(1)自分自身の地域に対する思い
(2)クリエイターと“社会”との関わり
(3)ネットワークの創り方
の3点だったように思います。

地域に対する思いは様々でしたが、
「なぜその地域にいるのか?」という問いかけに
「友達がいるから」と答えたクリエイターの発言は大変印象的でした。
経済学的には、労働力や顧客の存在、コストの優位性などが挙げられそうですが
それよりも「友達がいる」ことが、その地域にクリエイターを留める要因に
なっているようです。

このことは私たちがこの6年間継続して活動を続けている
「クリエイティブクラスター創生活動」にも共通して言えること。
地域において良好な「友達」関係ができれば、
「友達」が「友達」を呼び新たな集積に繋がる一方で、
その関係性自体が、クリエイターの地域からの流出を抑制する要因になることを
経験的に感じています。

「デジタル化時代のクリエイティブコミュニティの再生」
をテーマに活動している「クリエイティブクラスター創生活動」、
別名「一生の友達づくりプロジェクト」と言っても過言ではありません。
日々、現役クリエイターでもあるコーディネータの皆さんと一緒に
市内で活動するクリエイターを訪ねて行っては、
「友達を創ろう!」と呼びかけています。

既に「クリエイティブクラスター」サイトには
500社を超えるクリエイティブ事業所を掲載しています。
6年間で500社。それほど大きな数字ではありませんが、
ここに掲載している事業所には、
必ずメビックスタッフやコーディネータが訪問しています。
私自身、先月は他の用務の合間を縫って約30社を訪問しました。
結局はこうした地道な活動が人と人との繋がりを生み、
その繋がりが互いの元気の源となることを信じて
今後も活動を継続していきたいと思っています。

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