堂野コラム
2010年08月31日

メビックが水道局庁舎を去って早くも丸5ヶ月。
ようやく公開のイベントの準備が整いつつあり、
来月から毎週のごとく様々な取り組みを行うことになっています。
詳しくは、このメルマガか、メビックのサイトをご覧下さい。

その間、大阪市内で活動するクリエイターや
クリエイティブに関する「こと、もの、場所」を発信すべく
クリエイティブプレス「SUPER:」の発刊準備を進めてきました。
創刊号は9月中旬の発刊を予定しており、タブロイド判で2万部発行し、
市内関係各所やイベント時に配布する予定です。
編集長は(株)ファイコムの浅野由裕さん、
アートディレクターはデザインファーム「UMA」の原田祐馬さんにお願いしました。
内容、デザインとも素晴らしい(「SUPER:」の意)ものが
できあがりつつありますので、乞うご期待下さい。

ところで、先日私たちが主宰するコミュニティイベントで
100人を超える参加者が少人数に分かれて、
「不易流行」について意見交換を行いました。

「不易流行」とは、松尾芭蕉が『奥の細道』の旅の間に体得した概念で、
「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」
「その本は一つなり」すなわち「不変の真理を知らなければ基礎が確立せず、
変化を知らなければ新たな進展がない」、しかも「両者の根本は一つ」
ということを意味しています。

意見交換の結果、今日の我が国では、
社会や状況の変化に従ってどんどん変わっていくはずの「流行」の部分が変わらず、
一方、どんなに世の中が変化し状況が変わっても絶対に変わらないもの、
変えてはいけないものであるはずの「不易」の部分が変化していくという
逆転現象にあるのではという意見が出ました。

本当に大切にすべきことに固執することなく、
世の中の流れに身を任せて易き方に流れていくことが
多くなっているように感じます。
つまり、物事に対するこだわり(思想や哲学)が希薄になっていることが
こうした逆転現象の原因となっているのではと思います。

メビックも来年春のリニューアルオープンに向け
これまでとは違った新たな取り組みを進めていきますが、
どんな状況になっても変えてはならない大事なことにはこだわり続ける一方、
時代の変化とともに変えていかなければならないことは柔軟に変えていくといった
「不易流行」の精神を大事にしながら、今後も積極的に活動を行っていきますので
皆さんのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします

スタッフコラムは隔週発行のメールマガジンに掲載しています。

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