グラン ファブリック インク.
事業内容
人と知り合ってから何回目かに必ず、「何が本業なの?」と聞かれる。この下に一応プロフィールがあるが、色々書いてあって確かによく分からない(笑)。
曖昧になったのは、『GLAN FABRIQUE』が出来てから。
なにしろ、オープンしてしばらくは厨房にも立っていた。誰が見てもカフェのオーナーにしか見えない。で、お客さんに「この店、誰がデザインしたんですか?」と聞かれると、「僕です。」と答える。 ギャラリーでは常に展覧会が行われていて、作家達が「作品を見て欲しい…」と頻繁にやって来る。僕が出てきて「どれどれ…」と。ギャラリスト業も板についてきた。
ここ数年は、自分のスペースだけでは飽きたらず、地方の芸術祭をディレクションしたり、地元で音楽祭のアート部門を統括したり、「ディレクターです。」と挨拶することも多くなってきた。 「茨木芸術中心」などという団体まで立ち上げたりと、アート寄りの活動が目立つばかりに、その方面の職業だと思われがちだが、実は請ける仕事は全て、“「空間デザイン」の領域、あるいはその延長線”として行っている。
カフェは、「お茶する時間」を有意義に過ごすための空間として。 ギャラリーは、アートと人が出会うための空間として。祭は、豊かに生きる事の意味を共有するための空間として。 まちづくりは、プライドを持って暮らしていけるまち=空間をめざして。
そこには必ず人が居て、過ごして、集まって、そこからどんなコトガラが起こるのかという状況までを想像することが、本当の意味での空間デザイン。壁をつくって屋根を掛けて、色を選ぶ事ではない。
デザインとアートの境界を意識しながら、跨いだり、時には行ったり来たりしながら、「人が居る」空間をつくるのが僕の本業。
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河上“アニィ”友信
大阪・茨木市で築100年超の古民家をリノベートした、設計事務所・ギャラリー・ショップ・カフェを擁した複合施設「GLAN FABRIQUE」を運営。
空間デザインを軸に、アートディレクションやまちづくり等、境界を越えて文化発信活動を展開している。季刊「hito[ヒト]」コラム連載中。
「茨木芸術中心│IBARAKI ART CENTRE」コミッティ・メンバー
「S.I.P.」ディレクター
ブログ「カタチのチカラ」
代表者
河上友信
所在地
〒567-088
茨木市駅前1-8-28
GLAN FABRIQUE 2F
連絡先
- TEL
072-621-6951
- FAX
072-621-6952
- URL