
「チャレンジャーズクリップ」は、メビック扇町に入所している「起業家=チャレンジャーズ」をメビック扇町スタッフの視点で紹介するインタビュー記事です。

元大手航空会社のグランドホステスだった永川さんが、企業に対して新卒人材の教育や採用・育成のお手伝いをしたいと立ち上げたのが(株)キャリアスクエアです。
現在、5名のコンサルタントと15名のビジネスシニア、そしてパートナー企業4社と一緒にそれぞれの得意分野を活かして事業を進めています。

大阪・堺市の郊外で生まれ育った永川さん。小さな頃は「ままごと」でも常に母親役で、将来の夢は学校の先生になること。男女を問わず誰とでも遊ぶリーダー的存在だったそうです。

独立心が旺盛だった永川さんは、高校3年生の夏まで手に職をつけるために大学は医薬学部への進学を希望していたようです。ところが担任の先生から航空会社が似合うと言われたことがきっかけで、「そうかな?」と文系の大学に進路変更したそうです。一説によると制服姿に憧れたとも。
大学入学後もイベントを企画・プロデュースして収入を得るなど、相変わらず仲間の中で中心的な存在であったそうです。

大学で教員免許を取得した永川さんは、無事航空会社に入社。すぐに新人教育担当になったそうです。3ヶ月ごとに採用があったため、次々と新入社員の教育を手掛け、持ち前のリーダーシップとスキルで13年間、かなり厳しい教育担当として活躍したそうです。
また、お客様サービスリーダーとして企画した「お金をかけず、知恵を使い、人を動かすイベント」が評判になってテレビ、ラジオ、新聞、雑誌に採り上げられ、脚光を浴びましたが、永川さんの独立心は徐々に湧き上がってきていました。
実は人材ビジネスには、航空会社に入社したころから目をつけていたという永川さん。
友人が働いていた人材会社を横から見ていて、起業するためにも人材業界を見てみたいと転職。人材会社に入社後は、その会社では扱っていない新卒採用に関心を持つようになっていました。

新卒採用のプロデュースをやりたかった永川さんは、社内で事業部を立上げるか、自ら独立してゼロからスタートするか迷っていました。
しかし幼少期からリーダーシップをとり、学校の教師を目指し、航空会社で新人教育を担当してきたこれまでの人生を振り返ってみた時、自分の経験を使ってできる新卒人材のプロデュース事業を「たった一回の人生、今が絶好の機会!自分でやってみたい」と決意したそうです。

起業してからは、積極的に自分の思いつきを試す姿勢の永川さん。企業は本業に注力し、慣れない採用は外注化すべき、と「採用パッケージ」を開発。曖昧でなく分かりやすい採用方法として、「お手軽コース」から「らくらくパック」まで、予算やマンパワーに応じた提案をしています。
また、企業の経営者と信頼関係をつくるためにコミュニケーションを深くすることを心がけて、必要な人材マッチングができるよう細心のサービスを心がけています。
会社を設立してからは、全て自分で判断できる、自分が一番いいと思ったことが直接できる、今が一番楽しいそうです。

若い人に伝えたいのは、「今日が一番若い」ということ。だから何かを始めるのにもう遅いということはない、と語る永川さん。流れに逆らわずに身構えないでやりたいことにチャレンジする。そして石橋をたたくのではなく、石橋を自分で作って渡る。
永川さんのキャリアデザインについての考えは、これまでの生き方から実感として学んだ教訓です。
無理はせず、それぞれの年代でやりたいことは違うので、その時にBESTな方法をとる。働くか働かないかではなく、どう働くかを考える。
社員全員が、100日一所懸命に働き利益を作る。もう100日は自己啓発に使う。常にアウトプットとインプットのバランスを取りながら働く。
永川さんは持ち前のリーダーシップと情熱で、キャリアスクエアをそんな会社にしたいそうです。>
チャレンジャーズクリップ Vol.61 公開:2007年04月03日
聞き手 文:インキュベーションマネージャー 長川 勝勇

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水道局扇町庁舎 メビック扇町3F B-4
06-6364-5518
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http://www.careersquare.net/
永川 幸子
新卒, 研修, 育成, 採用, キャリア
「(株)キャリアスクエア」