
「チャレンジャーズクリップ」は、メビック扇町に入所している「起業家=チャレンジャーズ」をメビック扇町スタッフの視点で紹介するインタビュー記事です。

学生の時から「独立したい」という思いは持っていました。そして30歳ぐらいまでに幾つかの会社に行きたい、と考えていました。広告業界に進んだのは、給料よりも面白さを求めてのことです。最初に就職したのはデザイン事務所。そこではコピーライター兼営業を2年近くやっていました。次に行ったのは広告代理店で、新聞の広告スペースを売る仕事を2年近くしました。
そして3社目には、SP(セールス・プロモーション)というジャンルに進みました。中津にある、当時でスタッフが6名ほどの小さな事務所です。この仕事が面白かったので、その会社には5年ほどいました。

そろそろ自分で何かを始めようと思っていた時に、通りかかった不動産屋で、会社の近くにあるマンション物件を見つけました。それで、ダメなら辞めたらいいと割り切って、とりあえず部屋を借りて会社を作ってみることにしました。平成14年12月のことです。SPの会社に籍を置きながら開業の準備をして、平成15年2月には会社を辞め、3月末に登記をしました。当時32歳でした。
中津の事務所には1年ほどいました。仕事を発注してくれる知人がいたことで事業は順調に立ちあがり、週に3日は会社に泊まる日々を過ごしました。その後メビック扇町に応募し、二度目のチャレンジで入居することができました。同時に今いるスタッフに毎日来てもらうようになりました。多少慣れてきて徹夜することはなくなりましたが、遅くまで仕事をすることはしょっちゅうです。もう創業からは3年になります。

現在のクライアントの業種は様々ですが、特にメーカーと商社が多いですね。路上でのサンプリング、ホテルを借りての式典など、キャンペーン・イベントの仕事が中心です。
それに付随して、ホームページ、デザインや企画書作成などの仕事をいただくこともあります。
企画から制作、当日の運営まで全てをやるのが僕らの“ウリ”です。手間と時間はかかりますが。

基本的にはクライアントと直で仕事をするようにしています。
これまでSPの会社は代理店から仕事をもらうことが多かったのですが、最近は代理店を通さないケースが増えてきています。
テレビ・雑誌・イベント・デザインといったトータルな発注の場合には代理店でないと難しかったのですが、予算が絞られてくることによりイベントだけ、デザインだけ、といった発注になってくると、僕らのような制作会社でも十分受注できるようになります。

一方でプロデューサーとしての動き方、つまり、ルーティンワークや現場仕事をいくらか外注しながら企画に時間を割く、という動き方を目指しています。ただ、顔が見える関係で仕事をしているからこそ信頼を得られている、という部分がありますので。バランスが大事ですね。このあたりが今後の課題です。
チャレンジャーズクリップ Vol.42 公開:2005年12月27日
取材 文:コラボレーションマネージャー 山納 洋

※2007年4月末に卒業されました。
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伊藤 勲
キャンペーン, イベント, 販売促進, セールスプロモーション, 制作
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