これまでに築いてきたお客さんとのネットワークを大切に
(株)ウィーブ 安田 真悟氏

インターネットの可能性に気付き独立を考える

安田氏

もともと家が商売をしていたこともあり、高校生ぐらいから独立しようという漠然とした意識を持っていました。その後大手旅行会社に就職し、営業の仕事をしていましたが、そこで海外出張の経費管理システムを構築する機会がありました。このときにインターネットの可能性に気付き、これを軸に独立を、と考えるようになりました。

個人投資家やベンチャーキャピタルを回る

そしてあるシステムを開発し、会員を集めてバナー広告で収入を得るというビジネスモデルを打ち立て、企画書を持って個人投資家やベンチャーキャピタルを回りました。1999年頃の話です。

いきなりマイナスを背負っての起業

安田氏

出資のメドもついて順調にスタート、という段取りで進んでいましたが、2000年に入ってITバブルが崩壊。キャピタルからの出資の話がなくなったことでシステムの開発はストップ、マーケティングコストも出ないという状況に。いきなりマイナスを背負っての起業となったのです。

システムは好評、取引先も増えていったが…

次に立ち上げたのは結婚式向けのWEBアルバム。システムは好評で、取引先はどんどん増えていきましたが、2001年当時はエンドユーザーのインフラ環境が整っておらず、なかなか認知してもらえませんでした。

「議員ネット」を開発

議員ネット サムネイル
e議員ネット

次に開発したのは「議員ネット」。これは読んで字のごとく、議員の方が自分でホームページを作成・更新できるASPです。素人でも、とても忙しい人でもホームページを作れるシステム、というのが商品コンセプトです。現時点で100名ぐらいの会員の方がおられます。

販促用の広告ガム「アドガム」

アドガム サムネイル
AD-GUM

そして「AD-GUM(アドガム)」。これはガムに印刷する技術を開発し、販促商材としての活用を考えていた大手ガムメーカーとのタイアップで、WEBを活用したプロモーションと販売を担当しました。各メディアにプレスキットを送ったところ、引き合いがずいぶんありました。

3時間で100万アクセス

Yahoo!JAPANのトップページに記事が出たときには、3時間で100万ほどのアクセスがあり、サーバーがパンクしてしまったということも。2003年のことです。「アドガム」に関わったことは、僕らにとって大きな転機になっています。

会社としてのバランスが取れてきた

そして次にWEBショップを立ち上げました。いくらシステム開発ができても、そのシステムを使って本当に成功している実績がないと説得力に欠ける、と考えたからです。最近ではWEBショップの仕事が6割を占めるようになってきています。
ASPの運営、自社のWEBショップの運営、そのノウハウを活用して企業のシステムの開発をおこなう、というサイクルです。ここまできてやっと、会社としてのバランスが取れてきたように思います。

顧客との信頼関係をベースに成功モデルを積み上げて行く

WEVE スタッフ

今のメンバーは7名。ここまでかなり紆余曲折を経てきたこともあり、今はとても堅実な経営を心がけています。ビジネスモデルありき、ではなく、これまでに築いてきた実績・ノウハウ、それから顧客との信頼関係をベースにしっかりとした成功モデルを積み上げて行く事が、私たちの最大の課題と考え、日々スキルアップに励んでいる真っ最中です。

チャレンジャーズクリップ Vol.20 公開:2005年02月22日
取材 文:コラボレーションマネージャー 山納 洋

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※2005年8月末に卒業されました。

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